この時期に改善したい募集条件

つばめ不動産では既に来年4月入居の申込が入り始めました。繁忙期に入居が決まる物件と決まらない物件の差は設備や募集条件が大きく関係しています。物件の設備面に関しては前号でご紹介させていただき多くのオーナー様が来年の繁忙期に備えて条件の見直しをして頂きました。今回はネットで物件を探している入居者が求めている市場ニーズに合った募集条件についてご紹介させていただきます。

2025年3月の繁忙期で満室にするための対策 1つ目は春入居の受け入れです。学生と新社会人限定で3月入居の申込を早い時期から頂く事で周りが動き始めるよりも一歩先に獲得が出来ます。また3月は引っ越し時期でもあるため期間内の退去が多く、逆に動き出しが遅いと満室にする事が難しくなってしまいます。前回は2月までに48件春入居があり満室にも貢献しました。

対策 2つ目は外国人の受け入れです。過去の記事でお伝えした通り県内に居住中の在留外国人は年々増加傾向にある事に対し日本人の岡山市民の県外流出は拡大し続けています。そのため日本人のみの入居で満室を目指す事は正直かなり難しくなってきました。前回の繁忙期に外国人の受け入れを始めた物件については、空室期間が長かった部屋でも入居が決まった事が多数ありました。

対策 3つ目は駐車場の借り上げを行う事です。岡山県では世帯当たりの自動車保有率が1.35台であり、全国平均よりはるかに高い水準です。そのため募集の段階で駐車場の無い物件は除外される確率が高く部屋探しの数が多い繁忙期でも苦戦する傾向にありますが対策もあります。

以上3点の募集条件を見直せば空室期間が長く続いている物件でもスムーズに満室になる可能性は十分考えられます。満室に向けて今後弊社の空室担当者より何かご提案させて頂く事があると思いますがご協力よろしくお願い致します。