賃貸事業部松島です。

皆さん、賃貸住宅の長期修繕計画を考えたことはありますでしょうか？

賃貸住宅の長期修繕計画は、建物の各部位（屋根、外壁、階段・廊下、給排水管等）や外構などについて、それぞれどのようなタイミングで点検や修繕を行い、どの程度の費用が必要となるか把握することが重要です。賃貸住宅を建てるときの建設会社からの提案に、これらの情報が含まれている場合もあります。専門知識が必要な情報ですので、施工業者等に確認してもよいでしょう。室内の設備（給湯器、浴室、キッチン等）についても、メーカーに確認等をして、交換する周期や費用の目安を把握しておきましょう。なお、これらの設備は、ライフスタイルの変化や入居者のニーズを踏まえ、交換時にグレードアップをすることも考えられます。こうした準備のために、「点検チェックシート」や「長期修繕計画」を作成することをお勧めします。

オーナー様によっては、数年後には売却したい、相続をして後継者に残したい等、様々なお考えがある事でしょう。色々なケースがありますので、一概にこうしなければならないという事はないと思います。不動産管理士はオーナー様のご希望に沿った経営計画提案ができるように努めなければなりません。