2027年末をもって廃止が決まっている蛍光灯からLEDへの切り替えについて、オーナーの皆様から最近非常に多くのお問い合わせを頂いております。そのためつばめ不動産通信5月号でも一度取り上げましたが、再度記載させて頂きます。

以前も紹介させて頂いた通り蛍光灯の生産及び輸出入が2027年末までに禁止となり、今後は一切の購入ができなくなります。既に蛍光灯の生産量は激減しており残っている在庫も高騰しています。2027年末切替直前は注文が殺到し単価も高額になる事が現実味を帯びて来ているため早期の対応を推奨しています。

LEDに切り替えるメリット

蛍光灯からLEDに切り替えることはオーナー様にとって様々なメリットがあります。その1つが蛍光灯より寿命が長いことです。蛍光灯の寿命が約7000～10000時間に対してLEDの寿命は40000時間で、約4倍長持ちします。そのため一度購入すると長く利用でき、取り替える手間や費用を削減できます。

またLEDには虫が寄ってきにくいという特徴もあります。屋外にある照明に虫が集まってくる光景は見かける場面があると思いますが、これは光に含まれている紫外線が原因です。LEDは蛍光灯に比べて紫外線の発生量が少ないため共用部などの虫が集まってきやすい場所で大いに効果を発揮します。

そしてLEDは蛍光灯よりも消費電力が少なく、電気代の節約にも繋がります。下記表の通り1日あたりの電気代はLEDが一番安く、蛍光灯から切り替えた場合は1年間で4,212円安くなるため25％の削減効果があり、電球交換の費用も今までの約5分の1まで削減できます。

蛍光灯からLEDへの切り替えは費用削減効果など、様々なメリットがあります。既に多くのオーナー様が切り替えの対応を進めている事もあって、対応業者の順番待ちまで発生している状況です。この動きは今後も加速する事が予想されるため、切り替え相談はお早めがオススメです。